頑張らない方が上手くいく理由と戦略

頑張るという言葉があります。

よく耳にする言葉ですね。

ですが、私はあまり使いません。

なぜなら、頑張らない方がうまく行くと思っているからです。

理由は、頑張るという言葉が便利すぎて危険だからです。

その言葉の危険性ゆえに、間違った使い方や頑張りが存在します。

間違った頑張り方では成果が出ませんよね。

ですから、頑張らないことを1つの戦略としておすすめします。

頑張るという言葉の危険性

頑張るは、危険な言葉です。

なぜなら、使いやすい便利な言葉ゆえに、思考停止になる恐れがあるからです。

さらに、同調圧力もあります。

思考停止な言葉

頑張るとは、どういう意味なのか？

がん‐ば・る〔グワン‐〕【頑張る】 の解説

［動ラ五（四）］《「が（我）には（張）る」の音変化、また「眼張る」の意からとも。「頑張る」は当て字》

１ 困難にめげないで我慢してやり抜く。「一致団結して―・る」

２ 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我 (が) を張る。「―・って自説を譲らない」

３ ある場所を占めて動かないでいる。「入り口に警備員が―・っているので入れない」

[可能]がんばれる

引用：goo辞書

一直線で、感情的な行動ですね。

それゆえに、思考停止になる恐れがあります。

例えば

私は、頑張るくらいならばっちり準備をします。

失敗した時に、自分から頑張ったのにと言う方がいます。

この言葉も、頑張ったからいいでしょ？みたいな思考停止の恐れがあります。

本当に頑張っている方は、あまり自分から頑張ってると言わないことが多いです。

なぜなら、現状把握や計算をしっかりしているからです。

ですから、失敗しても計算し直して、淡々と実行しています。

何も計算していないから頑張ったという、ざっくりとした意見になるのではないでしょうか？

便利な言葉

頑張るや頑張れは、とても便利な言葉です。

なぜなら、その時に何も考えていなくても言えるからです。

頑張れは、人に教える技術が全くない人でも使えますね。

ですから、誰でも使える便利な言葉なのです。

同調圧力

真面目な方は、頑張るや頑張れという言葉を重く受け取ってしまいます。

さらに、頑張るのが当たり前、みんな頑張ってるよなど、多数意見に合わせる暗黙の了解があります。

ですから、無理をしないためにも、頑張らない必要があるのです。

間違った頑張り方

ダイエットをするとします。

我慢して、食事の量をいつもより減らしました。

ですが、痩せませんということはよくある話ですね。

消費カロリーより、摂取カロリーの方が少なければ誰でも痩せます。

やるべきことは、きちんとしたカロリー計算です。

自分の感覚だけで量を減らして、頑張ったと言っても意味がないのです。

節約をして、貯金する時も同じですね。

買いたい物を、1回我慢して節約を頑張ったと思ってもダメです。

家計簿をつけて、全体の収支を把握していないと失敗してしまいます。

これらの場合、本人は頑張っていると思い込んでいるから、たちが悪いのです。

必要なことは、カロリー計算と収支の把握です。

頑張っているという言葉に、惑わされないようにする必要があります。

頑張ることが目的ではない

先述した、ダイエットや節約もそうですが、まず頑張るでは失敗します。

みなさんが欲しいのは、良い結果だと思います。

頑張ったという満足感ではありませんよね。

重要なことは、調べたり計算することです。

まず、自分の現状を把握します。

1日の摂取しているカロリーや、1ヶ月の生活費などですね。

次に、目的を達成するために計算します。

3キロ痩せたいのなら、そうなるように1日の摂取カロリーを減らします。

食品にカロリーが書いてあるので、数字で計算しましょう。

毎月3万円貯金したいのなら、そうなるように支出を減らします。

家計簿やカロリーを計算するアプリもあります。

計算した通り実行できれば、必ず成功しますね。

まとめ

何かを頑張るということは、良い結果が欲しいはずです。

ですが、重要なことは何をどうするかということです。

人間は先のことを考えたり、緻密な計算ができます。

それにより、無駄に頑張らなくてすみます。

頑張らないでも、成果を出せることが人間の力ですね。

みなさんも頑張るという、便利で危険な言葉に惑わされないよう気をつけましょう。