時間‥それは誰にとっても大切なものです。
時間は無駄を省くことで、増やすことが出来ます。
無駄を省く、引き算思考のライフスタイルといえば、ミニマリストです。
かつての私は、時間の使い方が下手でした。
ですが、ミニマリストになって時間が増えたと実感できています。
ですから、その体験談と時間管理のやり方と法則をお伝えします。
時間の大切さ
時間は、全ての人にとって等しく24時間です。
無駄なところに使ってしまうと、必要なところに使えません。
トレードオフの関係です。
時間管理は仕事の生産性を上げるためだけではありません。
休むためにも時間は必要ですね。
自分自身の休息のためにも、時間管理をすることをおすすめします。
ミニマリストの時間が増える理由
物を減らして、やることを少なくしているからです。
物の管理時間と、やることの手間が減るので、その分自分の時間が増えます。
掃除の時間が減る
ミニマリストはあまり床に物を置きません。
ですから、掃除機をかけるために物をどかすことが少ないので、時短になります。
カーペットやラグが無ければ、それらを洗濯する時間も省けます。
床に置いてある物が少なければ、お掃除ロボットに任せることもできますね。
探し物の時間が減る
物が少ないので、管理が楽です。
ですから、物を無くしません。
無くさないので、探しません。
ミニマリストを極めると、自分の所持している物すべてを把握している人もいます。
統計によると、人は1日に10分〜20分探し物をしているといいます。
買い物に関する時間が減る
ミニマリストは、所持している物の数が少ないです。
買い物の頻度も少ないので、費やす時間も少なく済みます。
コンビニに行くだけでも、10分〜15分はかかります。
買った物がお菓子などの食べ物なら、食べている時間もかかります。
物を買うと時間がかかりますね。
無駄なことを考える時間が減る
ミニマリストは、シンプルに生きることを心掛けています。
ゆえに、無駄なことを考えて、時間を奪われることがありません。
先述した、掃除のことや探し物、買い物のことを考える時間も普通の方より少ないです。
固定化して考える時間を減らす。
具体例
- 私服を固定化して、着る物を考える時間を減らす。
- 食事の献立を固定化して、毎回料理の献立を考える時間を減らす。
考えることが減ると、疲れないですね。
疲れないことで、自分自身のパフォーマンスが上がります。
無駄なことに、脳のリソースを割かないので作業効率が上がります。
それにより、作業時間が減り自分の時間を増やせるということです。
To Doリストを作る
To Doリストとは、やることリストです。
リストを作ることにより、やることが可視化され明確になります。
さらに、作業の優先順位を決めることで、作業効率が上がります。
To Doリストを作ることで、一時的に頭の中からタスクを除外することもできます。
その都度何やるんだっけ?と思い出す時間を減らせますね。
Not To Doリストを作る
Not To Doリストとは、やらないことリストです。
To Doリストは、やることを書くものです。
ですが、あれこれたくさん書き込んでしまうと、逆に時間がなくなります。
仕事の時は、やることがある程度決められています。
ですので、To Doリストで管理することが良いです。
プライベートの時は自分で予定を決められます。
やりたくないことは、やらないという選択が仕事の時よりできますね。
ですから、やらないことリストを作ることがおすすめです。
リストにやらないことをたくさん書き込めば、自分の時間が増えます。
ミニマリスト思考を取り入れて、無駄なやらなくていいことを考えてみましょう。
パーキンソンの法則
簡単にいうと、仕事はその作業時間を満たすまで、拡大していくというものです。
仕事はギリギリまで終わらないみたいな感じです。
仕事量が、物理的に増えるというより、時間の使い方の問題でもありますね。
例えるなら、夏休みの宿題です。
期限は1ヶ月以上あります。
ですが、ほとんどの人は終わるのがギリギリではないでしょうか?
時間があり過ぎると、ペース配分が分からなくなったり、集中力がなくなるからだと思います。
そもそも、時間的余裕があると、宿題に取り掛かるまでに時間がかかります。
夏休みの宿題を、1日目からやる人は結構少ない気がしますね。
パーキンソンの法則に当てはめると、夏休みの宿題は夏休み最終日まで拡大していきます。
ゆえに、夏休みの最終日が地獄になるのです。
ちなみに、私は夏休みの宿題を終わらせないまま、登校したことがあります(笑
解決方法は、To Doリストを作ってやることの優先順位を決めます。
もちろん無駄なことはやりません。
疲れて、パフォーマンスが下がります。
そして、時間に余裕があると思わず、自分自身で期限を決めましょう。
それが出来たら、一刻も早く作業に取り掛かりましょう。
時間が余ったら、好きなことをすれば良いのです。
夏休みの宿題が終わらなかった私も、ミニマリストになってから時間管理が少し上手になりました。