みなさんは、物を手放すことが得意でしょうか?
物を手放す時に、罪悪感を感じていませんか?
私はミニマリストです。
たくさんの物を手放してきました。
その経験から、物を手放す時の罪悪感を軽減する、思考法をお伝えします。
手放すことも優しさである

物を捨てられず、なんでも取っておくタイプの方は結構います。
もったいないと思う、思考のベクトルは優しさだと思います。
ですので、物を捨てる人に対して、ひどい、冷たいと考える傾向があります。
ですが、本当にそうでしょうか?
生存している間に使い切れなければ、物は捨てられます。
一時的にもったいないと思っても、使わない在庫を抱えるだけなのです。
それだと意味がないですし、物が多いとたくさんの弊害があります。
その弊害と一緒に物を手放すことが、優しさにつながります。
そう考えると、物を手放すことの罪悪感が減ると思います。
物が多い弊害

- 家や部屋が狭くなる
- 家や部屋が汚くなる
- 時間がなくなる
- 疲れる
家や部屋が狭くなる
物が多いと、シンプルにその分狭くなります。
物のために自分が不自由になるのは、本末転倒ですね。
1部屋が物置になっていませんか?
そうなってしまうと、物のために家賃を払っているのと同じです。

持ち家だから大丈夫という話ではありません。
物が少なければ、物置に使っている1部屋がいらなくなります。
そうすることにより、小さな安い家でOKなわけです。
家や部屋が汚くなる
物が多いと管理が行き届かなくなります。
ですので、汚れやすくなりますね。
管理ができていない基準
ほこりが被っているものは、管理ができていないと判断できます。
飾っている物に、ほこりがついていませんか?
一時的なら仕方ありません。
ですが、何ヶ月もほこりまみれの状態なら、自分の管理能力のキャパオーバーです。
物を手放すことにより、余裕を持って物の管理ができるようになります。

そうすることにより、きれいな場所で暮らせます。
時間がなくなる
物の管理には時間がかかります。
物が多いと掃除も大変です。
掃除をする時も、物をどかしてから掃除をしなければなりません。
物の管理が苦手な方は、時間管理も苦手な傾向があると思います。
なぜなら管理の方法が似ているからです。
- なんでも取っておく人は、物が増えます。
- なんでもやる人は、時間がなくなります。
共通することは、優先順位をつけることが苦手ということです。
ですので、物を手放して優先順位をつける練習をしてみましょう。
疲れる
物が多いと管理が大変で疲れます。
部屋の状態と、頭の中は同じといいますね。
整理されていない部屋の方は、頭の中も整理されていないということです。
頭の中が散らかっている状態なので、疲れているはずです。
さらに、疲れているから部屋も片付けられないという負のループになります。

解決方法は、自分が管理できるだけの物を所有することです。
物より大切なこと

もったいないという気持ちよりも、優先すべきことがあると思います。
それは、自分の人生です。
こう考えてみてください。
- 自分=社長
- 物=社員
- 人生=会社です。
社長になると、リストラをすることがあるかもしれません。
それは、会社を存続させるためです。
会社を守るためという、ある種の優しさでもあります。
物を手放して(リストラ)自分の人生を優先させます。

そうすることが、自分に対しての優しさになりますね。
ですので、物を手放すときに過度な罪悪感を抱かなくて大丈夫です!!
みなさんも自分基準で必要、必要ない物を決めて良いのです。
手放すという優しさもあるのですから。